2013/11/18

PART.38 1995-96 NBA FINAL

$ブザービーターのブログ

こんばんは、ブザービーターの柴田です。

ブザービーターではジョーダンの名勝負DVDがレンタル可能ですが、その中の一つ1995-96NBAファイナルGAME6、ついでに1995-96シーズンのシカゴ・ブルズについて紹介致します。バックグラウンドを知るとまた面白さが増すものです(゚∀゚)!

前季プレーオフでペニー・ハーダウェイ、シャキール・オニールといった次世代の若者たちに敗れたジョーダンは、屈辱を払拭すべくかつてないレベルの猛練習をしたそうです。

チームメイトのスコティ・ピッペン、レジー・ミラー、シャキール・オニールなどなどNBAトップクラスの選手を練習相手に迎え、野球に慣らした身体をバスケットボール用に改造。32歳というけして若くない肉体に大きな変化を生むのは並大抵の努力ではないでしょう。そしてこの年、ジョーダンの熱量に呼応してブルズは大きなギャンブルに出ました。

狂気のリバウンド王、デニス・ロッドマンの獲得。バッドボーイズ時代にはペネトレイトしてくるジョーダンをボコボコにしていたピストンズの主要人物。また、ピッペンを客席まで吹っ飛ばして精神的に追いつめた男。ロッドマンの獲得に動く前、フィル・ジャクソンはピッペンに、ロッドマンと一緒にやれると思うか確認したそうです。たしかピッペンは「ビジネスだから問題ない。プライベートで付き合うつもりはないが」みたいなことを答えた気が。こうしてかつての頭痛の種をブルズは迎え入れました。

注釈:フィルとロドマンの「魔の金曜日」。一晩かけてフィルがロドマンと話した日。これを知ってるとちょっとNBAに詳しい人みたいな顔ができるぞ(゚∀゚)! 世間の持つ印象とは違う彼の芯の部分をフィルは理解したそうです。引退会見でロドマンが言った「俺を人間扱いしてくれたのはチャック・デイリーとフィルだけだった」という言葉は何度聞いても泣けてきます・゚・(つД`)・゚・

ロドマン以外にもクロアチアの万能シューターのトニー・クーコッチ、いぶし銀なPGのロン・ハーパー、あの3Pを決めることになるスティーブ・カー、やたらビッグマンのルーク・ロングリーなど、シカゴはそれぞれのプロフェッショナル的な選手を揃えました。その核となるは万能SFピッペン、リバウンド王ロドマン、そして神マイケル・ジョーダン。ジョーダンは前季永久欠番だったために使用できなかった自分の番号を取り戻してシーズンを迎えました。

この年こそかの有名な「72勝」を記録するシーズンです。殆ど負けないブルズは約2ヶ月間31勝1敗状態など最早無双状態。それはプレーオフでも変わることなく、ブルズに付いた黒星は1つのみ。殆どスイープでNBAファイナルまで駒を進め、やっとこさジャズを下してきたシアトル・スーパーソニックスとの対戦を迎えました。

1995-96NBAファイナル、ブルズホームの開幕2戦を手堅くものにすると、続くGAME3もソニックスホームでありながら勝利。後のなくなったニックスはそこから2連勝と巻き替えしを見せ、ブルズホームで迎えるGAME6。遂に引導を渡すわけです。

レベルもさることながら、後のない戦いだけに熱量もあるゲームです。グローブと呼ばれた名ディフェンダーのゲイリー・ペイトン、高い身体能力を誇るショーン・ケンプなど、ソニックスにもリーグトップクラスの選手が揃っています。ただ相手がブルズだった…

相変わらずジョーダンは凄いですが、最初のスリーピートからプレースタイルが大きく変化しています。各ポジションのプロフェッショナルが揃ったことで、気持ちの余裕が感じられます。その変化を見るだけでも楽しめます。

そして、このゲーム僕が一番感じたのはピッペンの存在感です。ブルズはジョーダンがいなければ勝てませんが、ピッペンがいなくても勝てません。今でこそオールラウンドな選手が増えましたが、真の意味でオールラウンダーといえるのはピッペンぐらいではないかと思います。本当に何でもやってます。それでいて、必要以上にボールを保持している印象がないのが一番凄いところです。ジョーダンがいない間も滞りなくブルズペースを継続させるピッペンの巧妙さは必見です。

1995-96年NBAファイナルはブザービーター名古屋駅店で無料レンタル可能! ご希望の場合は春日井店でもレンタル可能ですのでお気軽にご連絡ください。販売は2,100円! このゲームは要チェックやで(゚∀゚)!

ラインナップはコチラ!!

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