2013/10/15

PART.34 次世代の暴れん坊 デマーカス・カズンズ

$ブザービーターのブログ

現在のNBAにおいて、メッタ・ワールドピースに次ぐ次世代の暴れん坊と言えばデマーカス・カズンズその人しかいないでしょう。若干23歳にして退場多数、出場停止処分多数。感情の器がすぐいっぱいになってしまう悩ましい若者です。

身長211cm体重122kgは昨今のドラフトでは殆ど目にしなかったビッグマンの逸材です。体格通りのパワーがあり、そのくせシュートタッチが柔らかく、アメリカ人でありながらヨーロッパ選手のようなプレーを見せます。スピードにはやや難ありですが、走力は問題なく、ボールを奪いそのまま1人でシュートまで行ってしまう、また行けてしまうハンドリングを持ち合わせています。良い部分だけを並べると、やはり才能に溢れていることが伺えます。

一方、問題は先述した通り精神面にあります。昨シーズンはヘッドコーチの言葉に悪態をつきチームから無期限の出場停止処分。解説のショーン・エリオットと口論となり2試合出場停止。審判に「女々しいやつだな!」と暴言を吐き退場。数々のフレグラント・ファール2などなど、問題行動が頻発しています。プロとして以前に、日常生活に支障が出そうなレベルです。

しかし、彼には些か過剰なレッテル貼りが行われているようにも見えます。日頃の態度によって貼られたレッテルなので自業自得とも言えますが、審判は毎試合そ公平に判断する必要があります。昨シーズンもフレグラントファールを量産したカズンズですが、その全てが故意であったかには疑問を持ちます。

昨シーズン最も印象的だったのは、リバウンドのモミ合いの中熱くなって腕を振り相手の下顎に入れた瞬間、カズンズは目を丸くし頭を抱えました。結果はフレグラント・ファール2で退場。しかし故意でないファールに関しては相手選手が倒れないよう手で支えるなどの行動が見られます。相手を気遣っても幾度と無く退場になっているのですから、恐らく気遣いは演技ではないでしょう。やっても無駄なのですから。

感情を制御できない未熟者である一方、6月にはアメリカ代表候補にも選出されました。また、どんなに出場停止処分を受けようがキングスは彼にマックス契約での契約延長を提示しました。オールスター選手並とも言える4年41億4000万円、年俸10億3500万円。問題部分を凌駕する程の才能があるということは誰もが感じているようです。

薄ら暗い話ですが、NBAから出場停止を受けるとその試合分の報酬は受け取れません。カズンズの精神面が成長すれば金額に見合った働きを、そうならなければ出場停止で払うお金が減っていくといった見通しが大型契約にはあるのかもしれません(出場停止で浮いたお金がリーグに行くのか、チームに残るのかが不明なので完全な憶測です)。

今シーズンの彼には契約金額全てを受け取れる活躍を期待します。


軽くやっちまった状態のカズンズ


パスも上手くて器用なんですよね。生きていくには不器用ですが。

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