2014/04/29

PART.57 熱いドレッドブラジリアン ネネイ



レギュラーシーズン・イースタン4位のシカゴ・ブルズに対し1回戦遂に王手を掛けた5位ワシントン・ウィザーズ。

才能を認められていながら怪我に苦しんだジョン・ウォールや若手のブラッドリー・ビールなど、チームの顔とである得点の中心は若いガードプレーヤーだが、気がつけば味のあるベテランたちがウィザーズに集まっていた。

11年チームを転々としているドリュー・グッデン(グッデンはどこのチームに行ってもどれだけ出場試合が少なくとも平均10点前後取れる凄いやつ)、HCとの衝突でナゲッツを解雇された14年目のアンドレ・ミラー(当ブログでも1度紹介したが、PGでありながらポストムーブの鬼。最高52得点)、ミラーを超える15年目のビッグマン、アル・ハリントン。オフェンス・ディフェンスどちらも得意な9年目のトレバー・アリーザなど、経験値が高い上に第一線で戦えるベテランを揃えている。

その中で今回は、GAME3でブルズのジミー・バトラーに頭突きを喰らわし出場停止となった11年目のネネイ(本名マイビネリ・ロドニー・イラリオ)に注目したい。大病や怪我を乗り越えてきたネネイは、今季ウィザーズのインサイドスコアラーとして活躍している(ちなみに家族や友人から「ネネイ」と呼ばれていたので2003年選手名として登録。意味は「赤ん坊」)。

ネネイは2002年のルーキーシーズンから9年間ナゲッツでプレー。キャリア初試合から10得点11リバウンドのダブルダブルを記録し、シーズン中盤からは1年目にしてスターターに定着した。しかし2004年以降は怪我に悩まされ、2005年には開幕戦で十字靭帯断裂に側副靭帯損傷、半月板損傷という大怪我を負う。2007年には精巣に癌が見つかり手術。転移は無くすぐにコートに戻ったが、またも怪我で欠場が続く。誰もが認める才能があるものの、キャリアの大半を怪我に苦しんで来た。

2012年にナゲッツからウィザーズにトレードされたネネイだが、そこにはちょっとした物語がある。2005年の大怪我でシーズン全休を強いられたネネイは、不運にもその年が契約最終年。周囲はナゲッツが契約を見送ると予想していたが、逆にナゲッツは6年6000万ドルの大型契約をネネイに提示した。ナゲッツの意思を見せられたネネイは復活後奮起。一時はオールスターに選ばれるのではないかと噂された。

2011年オフシーズン、NBAはロックアウトに突入。するとナゲッツの主力選手は次々と海外で契約しチームは崩壊した。ネネイは昨シーズンで契約満了。契約延長するかはネネイ次第。とにかく人のいないナゲッツ(トレードに出せるような人材すらいない非常事態)はネネイ残留のため度重なる交渉を続けた(ナゲッツは誠意を見せるべく「うちはネネイ以外のビッグマンと話し合いすらしてねえから!」と公言)。結果の出ないナゲッツを見限って他と契約してもおかしくない条件だったが、ファンの希望と2005年の恩を返すべく、ネネイはナゲッツと再契約。が、あれだけ引き止めたナゲッツが翌シーズンウィザーズへトレード。仁義無き人事に思われたが、恩を返す意味が大きいように思われた契約だっただけに、ネネイはさして気にしていないのかもしれない。

トレードされたウィザーズでも持ち前の強靭な肉体を駆使して活躍するネネイ。現在のNBAには少ない生粋のビッグマンで、運動能力が高くパワフルな一方、ミドルレンジのシュートも上手い。また数字には現れないがディフェンスも上手い。喧嘩っ早い感はありますが熱いはハートを持つブラジリアンは今後もプレーオフを湧かせてくれるでしょう!

次回はロケッツに王手をかけたブレイザーズのベテラン、モー・ウィリアムスについて!あのGAME4はモーのベテランっぷりが光ったゲームでした!それでは!


バトラーに頭突きするネネイ。まじ怖えぇ((( ;゚Д゚)))


いつも思ってましたが、バーチャファイターのジェフェリーに似てる((( ;゚Д゚)))笑


ミドルレンジがよく入りますね~。ダンカンもそんな感じですが、ビッグマンの体重の乗った鈍い音のするダンクが好きです!つまりネネイのダンクです!

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